令和6年度のアートプロジェクト支援事業助成金の採択団体が決定しました。56の事業の応募があり、審査会による審査の結果、33の事業が採択されました。各プログラムの詳細は今後、事業団ホームページ等でご紹介していきます。
R6採択事業一覧.pdf
プロジェクト支援
新たなアートプロジェクトとして他地域のモデルとなることが期待される文化芸術事業
湊ノ芸術祭2024
湊ノ芸術祭実行委員会(坂井市)
アートを通じ、まちと人が対話する祭り。かつて北前船の寄港地として繁栄を極めた三国は今、近代・現代の盛衰を経て、連綿たる歴史の名残と人口減少下の一地方としての社会課題とを一身に抱えています。まちなかに挿入された芸術作品は手がかりに、三国の価値の捉え方と空間の使い方を考え、歩き、ぽつぽつと散らばるまちの隙間にめいいっぱいの未来を妄想する、そんな芸術祭を目指します。
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ギャラリーはりいしゃアーティスト誘致事業
ギャラリーはりいしゃ運営委員会(福井市)
ここ10年ほどに渡り、深刻化している越前海岸エリアの過疎化問題に向き合い続けている「越前海岸盛り上げ隊」のまちづくりの動きの中で、アートに特化した企画部門として当事業を実施している。交流施設として手がけた古民家「はりいしゃ」のギャラリー機能を活かしたアーティストの滞在をコーディネートすることによって、越前海岸エリア独特の地域の魅力の醸成、移住者促進にもつながるような取り組みを目指す。
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HORITA LIFE CANVAS クリエイティブアートプロジェクト
株式会社ホリタ(越前市)
家族で訪れたくなる「BUNGUとART」イベントの開催
イベント名:BUNGU NODE FESー好き!が踊る2日間ー
日程:11月2日−3日
場所:HORITA LIFE CANVAS敷地内
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第1回さばえまつり実施プロジェクト
さばえまつり実行委員会(鯖江市)
「さばえまつり」は、今年の秋に初開催される、鯖江に関わる多様な人々がそれぞれの関心ややりたいことを持ち寄りながら、私たち自身でつくりあげていくお祭りです。鯖江市の「つくる、さばえ」宣言を門出に、縁日や盆踊り、ライブイベントなどのコンテンツを自分たち自身で企画し、学生やクリエイターらとも連携しながら形にしていきます。
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国際木版画ラボ/越前アーティスト・イン・レジデンス事業
一般社団法人産業人文学研究所(越前市)
海外アーティストや大学関係者向けに、水性木版画と和紙のプログラムを提供します。基本的な歴史や技法を学び、日本文化に触れる機会を提供します。さらに、サスティナビリティを重視した材料や道具の使い方も学べます。
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河野ローカルミュージアム
うらのこうの(南越前町)
展望は「地域をまるごと博物館」化することである。“地域”という屋根のない博物館に【地域の宝+地域生活の専門家である住民+アーティスト+観光客】が点在している状態を目指す。今年度はまち歩きイベントと冊子制作を行う。地域住民を案内人にまち歩きイベントを行い、集落の魅力の掘り起こし、再発見を行う。制作した冊子はフリーペーパーとして県内外各地で配布する。
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うみのいえ「アーティスト・イン・ファミリー」事業
一般社団法人うみのいえ(池田町)
福井県池田町の拠点において、芸術家に滞在・制作・発表の環境を提供するAIR(アーティスト・イン・レジデンス)事業です。特に、これはホームステイ型であることが特徴です。芸術家が①創造に集中できる環境を提供し、またそこに②地域の特徴的な芸術的資源(特有の刺激・モチーフ・文化等)が取り込まれることで、③地域住民の発見・刺激といった機会が生まれ、④総じて芸術家と地域の双方に豊かな芸術体験を提供するものです。
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全国に咲かせよう「大中恩」作品の花!in ふくい ~混声合唱組曲「北廻船」~
福井大学グリーンエコー合唱団OB会(福井市)
著名作曲家・大中恩、作詩家・阪田寛夫による福井を題材にした合唱組曲「北廻船」。委嘱・初演の地・福井で歌い継ぐことを柱とする全国で類を見ない一大音楽祭典。こどもからシニアまで、県内外の約30団体、約350名が出演予定。世代を超えて集い、歌い合うことで福井の音楽振興と情報発信を図る。「北廻船」の指揮は、全国で人気を集めている指揮者・作曲家の相澤直人。大きな話題に。
アカペラで福井を元気に!
福井アカペラシティ実行委員会(福井市)
福井県内で楽器を使わない音楽「アカペラ」を普及させることにより、音楽人口の増加・まちなかの賑わい創出・県外からの観光客の増加を目指す。また、福井県の文化・娯楽分野の底上げも担う。ただし、アカペラ界隈だけで盛り上げるのではなく地域・まちなか・教育機関・地元企業と共にプロジェクトを作り上げるオール福井体制で効果的に県内外への発信を行う。
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ふくい∞(無限大)Iowa アートプロジェクト 2024
Imadate Art Field(越前市)
Imadate Art Camp 2023の経験を生かして、地域の文化資源の登録有形文化財を中心に、地域の中で育ってきた建築物や歳時記などを目に見える形の和紙文化と現代の表現者とのコラボレーションが地域の人々(市民)の中に醸成することを目的とする。「水彩木版画」や「越前豆本」といった直接和紙に関わるこれらを仮称:ふくいアート・カウンシルとして構成する。
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北前船の刺し子「さっくり」ファッションショー「男の晴れ着」
ふくいモダン刺し子・麻の葉会(福井市)
古き伝統「刺し子・さっくり」の美を、モダン建築「ハーモニーホール」と融合させることで、刺し子の魅力を発信し、福井の貴重な衣の文化を現代に通ずるものとして表現するファッションショーとして開催したいと思います。
地域の魅力向上支援
地域の魅力向上に寄与する継続的な文化芸術事業
心からコンサートプロジェクト
心からコンサート実行委員会(若狭町)
「日常に音楽を」というコンセプトのもと、すべての人が安心して生演奏に触れるコンサートを企画します。そのために上中駅やカフェ等の身近な場所で月1回の無料ミニコンサートや出張型演奏などを開催します。気軽に音楽を楽しんでもらい、地域の人々の暮らしをより豊かにすることを目指します。
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安島モッコ刺し「繋ぐ糸・つながる刺し子」
安島モッコの会(坂井市)
現在刺し子は世界的に「Sashiko」と呼ばれ、注目されている日本由来の手仕事です。今回は三国町安島の海女文化である刺し子・安島モッコ刺しと、山形県長井市の伝統刺し子・長井さしこの合同作品展示会を開催します。さらに刺し子のワークショップや、東京で活躍するグラフィックデザイナーによる、伝統工芸と現代デザインについての次世代向けの講演会の開催。および来場者による参加型オブジェ等を作成し会場を装飾します。
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『万葉 カルチャー トリップ 2024』- クラフト&アート 文化を楽しむ
つなぐ株式会社(越前市)
参加型アート & カルチャーイベント「万葉 カルチャー とりっぷ」
皆んなで「フラワーロス」の花や農作物を利用し、「希望と再生」をテーマに、大きな絨毯絵を
描くプロジェクト。完成したアートを前に、声明(お経)との共演もお楽しみいただきます。街の
歴史を知る「歴知る町あるき」や打刃物「たたら製鉄 おろし金体験」ワークショップも同時開
催。参加型のアートイベントで町に新たな賑わいと出会いを!
おばま学生落語まつり
若狭小浜ちりとて落語の会(小浜市)
落語をテーマに、小学生から大学生までの幅広い学生たちのエネルギーが集まる祭りを開催することで、将来に向けて小浜市を活性化していくとともに、若狭地域に「上方落語」の文化を根付かせる。地元の子供たちには落語の楽しさや郷土愛、全国から集まる学生たちには、この地域への親近感を深めてもらう。
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アートで紡ぐ持続可能な観光スポット再生プロジェクト
ちゃまアート実行委員会(勝山市)
閉鎖的な勝山の越前大仏商店街にあるテナントを活用し、テナントの正面入口をインパクトあるアート作品(モニュメント)を制作し映えスポットを創出。テナント内も空間演出し、外からも観覧できる新たな観光スポットとアートの魅力を発信する取り組み。
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あわら市魅力再発見プロジェクト事業
湯のまちアート実行委員会(あわら市)
昨年大好評だったあわら市で開催した妖怪イベントのアップデート。あわら市に伝わる民話を元に、「妖怪」と「アート」の体験型イベントを実施し、大人から子供まで楽しめる、地域の歴史と現代アート(空間演出・デジタルアート・絵画など)に触れてもらう。
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日本最高峰の技術を広めたい!漆器(木地屋)の魅力発信プロジェクト
カンケイ商店(大野市)
~日本最高峰の伝産技術・漆器(木地)を身近に~
越前漆器(お椀・丸皿)の素地のシェアの実に9割を担う大野市の工房「笹島漆器工芸」。漆器を身近に感じてもらうことを主目的とし、制作工程の発信・㏚を強化。若者の伝統産業継承や観光コンテンツとしての高付加価値化を目指します。
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DEEP FUKUI ~福井の無形民俗文化の舞~
福井商工会議所青年部(福井市)
福井県の各地域の伝統ある「無形民俗文化」を披露する場を、夏祭り(2024年8月24日予定)の時期に開催し、県内外の多くの人に見ていただく機会を創出する。
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武生国際音楽祭2024
武生国際音楽祭推進会議(越前市)
1990年から途切れることなく越前市(旧武生市)で継続している国際音楽祭です。歴代の音楽監督には、舘野泉氏や高橋アキ氏、福井県出身の小松長生氏ら、名だたる音楽家が並びます。現在は、日本を代表する作曲家の細川俊夫氏を音楽監督に、ピアニストの伊藤恵氏をコンサートプロデューサーに迎え、越前市文化センターをはじめまちなかの各所で、クラシックや現代音楽を中心に、さまざまな演奏会を開催します。
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ふくいムービーハッカソンならびに福井駅前短編映画祭
ふくいまちなかムービープロジェクト(福井市)
「福井を映画の街に」をコンセプトに、市民参加型映画制作プロジェクトである「ふくいムービーハッカソン」ならびに、全国から短編映画を募集し、映画館で開催する「福井駅前短編映画祭」を行ないます。
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Wakasa Cantare ~ワカサカンターレ~
Sound Creator Of WAKASA(小浜市)
“街中にあふれる音楽を”を合い言葉に、気軽に音楽を楽しめる空間を作る。 小浜市まちの駅広場を中心に会場を設け、プロミュージシャン、アマチュアミュージシャンのライブステージを中心した音楽イベントやアート展示を展開。プロミュージシャンのボーカルワークショップやフォトウォークも計画中。まち歩きを促すことにより、小浜市の魅力発見と発信を図る。
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幻の都・食文化ステージ
道の駅 一乗谷あさくら水の駅(福井市)
2024年11月2.3.4日の3日間、地元周辺7地区を中心とした、食、文化、伝統芸能の魅力をお披露目します。太鼓・踊り・時代お練り・よさこい・洋和楽器演奏・スコップ三味線・歌等が登場する日替わりステージや、あさくら水の駅の体験農園で育った白米(コシヒカリ)と地元産野菜等を使ったオリジナル弁当を地元中学生が考案し、イベント当日に限定数を生徒達がPRしながら手売り販売するなど、地元の魅力満載のイベントとなっています。
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生誕 105 年記念「木水育男と児童画」の世界
「生誕105年記念木水育男展」実行委員会(鯖江市)
日本を代表する美術教師の木水育男氏の指導した福井大学附属中央中学校の児童画と河和田中学校時代の木版画(児童画コレクション)の展覧会を開催。木水育男氏のどの子も大切にする愛ある教育、心の通いを大切にして褒めて育てる教育こそ、現代に教育の必要な事であり、今に生かせることを目指す。木水自身が制作した絵画作品や瑛九(木水育男コレクション)の展示も行い、創造美育運動の歴史とその重要性を再確認する。
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第35回源氏物語アカデミー
源氏物語アカデミー委員会(越前市)
紫式部が越前市(越前国府)に滞在したことの歴史的意義を深く理解し、その文化的価値を多くの人々に伝えるため、「見る・聴く・味わう」のコンセプトのもと、「源氏物語アカデミー」を開催する。第35回目となる今回は、「源氏物語と越前」をテーマに、越前国府があったとされた本興寺の発掘調査報告や、源氏物語研究者による講義を行い、地域の歴史とともに、都と都以外の地域との関りについて学ぶ。
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「越前若狭のお城ガイドブック」制作と、発刊に合わせたお城見学会リレー開催
「ふくい城巡りプロジェクト」実行委員会(福井市)
貴重な歴史遺産である福井県内のお城を網羅的に紹介するガイドブックを作成し、訪問を促すとともに、訪れた際に役立つ資料とする。また、発刊に合わせ、県内のお城、山城6カ所以上で現地見学会、城下まち歩きを実施する。
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若手音楽家発掘プロジェクト
トランペット☆ヒーローズ(坂井市)
若手音楽家の発掘を目指し、プロの生バンドコンサートを開催します。小中高生など幅広い年齢層が参加し管楽器を対象に学びの機会を提供します。この取り組みは地域活性化にも寄与し、音楽教育の普及に貢献します。
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フラワーロード事業
鯖江市華道連盟(鯖江市)
華道は、四季折々の草花を使用して作り出す線や空間の美しさを楽しむことのできる日本の伝統文化の一つです。今回は、5流派(池坊・草月流・小原流・文房流・MOA山月)力を合わせて、新しい生け花表現を西山公園の大自然の中で行います。そして、西山公園を訪れた人に、生け花の魅力を伝えていきたい。
2024 日独交流「神和紙」展
日独交流「神和紙展」実行委員会(越前市)
越前和紙(神和紙)を使った現代アーティストによる展覧会を行う。県内作家、県外作家、ドイツ人作家30名ほどによって構成し、越前和紙と現代アートの魅力を広く県内外の方々に伝える。8月には日本人和紙作家4名が交流するドイツ・ブレーメンでの展覧会も行い、現地市民にも越前和紙の伝統や歴史を伝える。
越前おおのめいりんオペラ塾
トレモロ(大野市)
越前おおのめいりんオペラ塾は、毎月のワークショップでオペラの技術の向上を行い、9~10月に行うアート作家との連携による「皆で作るワークショップアート」で、舞台セット(一部)の製作を地域より公募した人たちと共に行う。コンサートでは、さらに映像効果による演出を加え、より良い舞台を作る。又、同じ会場内でアート作家の作品を展示し、同時に鑑賞の機会を与えることとする。
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北陸新幹線開業記念男声合唱団フェスティバル in 福井
男声合唱団ゴールデンエイジふくい(福井市)
北陸新幹線開通記念して北陸3県の男声合唱団が集い交流を深め県内音楽文化と合唱音楽文化の向上に寄与する。
① 参加合唱団が一堂に会し、出演者並びに聴衆が一体となり、共に合唱の喜び を分かち合う。② 参加合唱団の互いの交流の場、向上の場(鑑賞し合う)とする。③県民の合唱への啓蒙を図り、地域文化の向上・発展を目指す。
福井映画祭 16TH
福井映画祭実行委員会(福井市)
自主制作映画の祭典・福井映画祭16THを開催。全国から応募された約300本の映画を審査、選定し、11/2(土)、3(日)に福井メトロ劇場で上映。観客も審査に参加し、上映作品の中から観客賞、審査員特別賞、グランプリを選ぶコンペティションを中心とした映画祭。他にも地元福井で市民と共に映画を制作し、映画祭で上映。県内外の映画ファン、映画制作者を繋ぎ、映画・映像の魅力と制作のおもしろさを感じていただける場とする。
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スタートアップ支援
先駆的な事業の本格実施に向けて試行的に実施する文化芸術事業
ソーシャルサーカスによる障害者舞台芸術活動の活性化事業
「みんなで舞台に立とう」を広げる会(福井市)
東京2020パラリンピック開閉会式の振付を手掛け、出演もしたサーカスアーティストの金井ケイスケ氏を福井に招き、障害の有無や程度に関わらず挑戦できるジャグリングの道具などを使ったサーカスワークショップを8月に実施する。このワークショップを踏まえ、10月には医療的ケア児なども含めたより多様な障害のある方たちとともに、サーカスワークショップを行う。空中芸のエアリアルの体験も実施予定である。
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